下剤の詳しい説明
下剤(便秘薬)は、「便を柔らかくする薬」「腸から水分を出す薬」「腸を刺激する薬」など、効き方によって分類すると分かりやすいです。
浸透圧性下剤:便に水分を持たせて柔らかくする
・マグミット(酸化マグネシウム)が効かない?胃薬(PPI)との意外な関係
上皮機能変容薬:腸管内への水分分泌を増やして排便を促す
胆汁酸トランスポーター阻害薬:胆汁酸を大腸に増やし、水分分泌や腸の動きを促す
刺激性下剤:大腸を刺激して強く動かす
膨張性下剤:水分を吸収して便の量を増やす
・カルメロース
坐薬・浣腸:直腸を刺激して便を出しやすくする
消化管運動改善薬:胃や腸の動きを促し、消化管の内容物を送り出す働きを助ける
漢方薬:腸管運動などに作用し、お腹の張りや腹部症状の改善に使われる
下剤の強さなどの比較
・刺激性下剤の強さを徹底比較!ピコスルファート・センノシド・ヨーデルはどれが一番効く?
・漢方(大黄)とセンノシドはどっちが強い?違いや使い分けを医師が詳しく解説。
特に重要なのは、「便秘薬=全部同じ」ではないことです。硬い便なら便を柔らかくする薬、便が柔らかいのに出せない場合は排便障害の評価が必要になるなど、便の硬さ・排便回数・残便感・便秘のタイプによって薬を使い分けます。
また、センノシドやピコスルファートなどの刺激性下剤だけに頼るのではなく、慢性便秘では症状に合わせて薬を選択・調整することが大切です。
