COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、慢性閉塞性肺疾患の英名で、代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり、非常に深刻な病気として知られています。有害なガスや微粒子の吸入、特に喫煙などがきっかけとなり、肺胞の破壊や気道の炎症が起き、息切れが生じる病気です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の原因
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断(検査)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の進行
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の増悪
日常生活での工夫
受診方法
自覚症状がなくても、特に喫煙歴のある方はCOPDの可能性があります。できるだけ早い段階で当院にご相談ください。

吸入薬の種類と特徴
吸入薬は、気管支喘息やCOPDなどの呼吸器疾患に用いられる薬剤です。炎症を抑えるステロイド薬や、気道を広げる気管支拡張薬があります。
吸入薬は薬剤を直接肺や気管支へ届けるため、以下の利点があります。
- 内服薬に比べて少ない用量でも十分な効果が得られる
- 局所に作用するため全身への副作用を抑えられる
- 薬の効果が素早く現れる
吸入器(デバイス)の主な分類
吸入器は薬剤の状態や吸入方法によって、大きく3つの種類に分けられます。
| 吸入器の種類 | 特徴 |
|---|---|
| pMDI(加圧噴霧式定量吸入器) | ガスの圧力で薬剤を噴射します。噴射と吸入のタイミングを合わせる必要があります。 |
| DPI(ドライパウダー定量吸入器) | 粉末状の薬剤を自身の吸入力で吸い込むタイプです。 |
| SMI(ソフトミスト定量吸入器) | ゆっくりと噴霧される細かいミストを吸い込むタイプです。 |
気管支喘息の治療と薬剤の使い分け
気管支喘息は、気道の炎症によって咳や喘鳴(ぜんめい)が生じる病気です。
| 喘鳴 | 呼吸をする時にゼーゼー、ヒューヒューという音が出ること |
|---|
治療薬には、日常的に使用する長期管理薬(コントローラー)と、発作時に使用する発作治療薬(リリーバー)の2種類があります。
| 治療薬の分類 | 種類 | 主な効果 |
|---|---|---|
| 長期管理薬 | 吸入ステロイド薬 | 気道の炎症を抑えて発作を予防する。 |
| 長時間作用型β2刺激薬 | 気道を広げて呼吸を楽な状態に保つ。 | |
| 発作治療薬 | 短時間作用型吸入β2刺激薬 | 発作時に即効性をもって気道を広げる。 |
COPDの治療における気管支拡張薬
COPDはタバコの煙などが原因で肺に炎症が起きる疾患です。治療の中心は気管支を広げる吸入薬となります。
- LAMA:長時間作用型抗コリン薬
- LABA:長時間作用型β2刺激薬
