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大腸メラノーシス

大腸メラノーシスとは、センナ、大黄(だいおう)、アロエ等の大腸刺激性下剤(アントラキニン系)を長期にわたって飲み続けた結果、大腸の粘膜に色素が沈着し、黒っぽくなった状態です。

症状としては大腸粘膜の変色や機能低下が起こります。 痛み等の自覚症状はありませんが腸の機能低下により腸本来の働きが弱くなるため、ますます便秘が重くなりさらに下剤を服用しないと排便できなくなったりします。

原因

原因は、センナ、大黄(だいおう)アロエなどの大腸刺激性下剤(アントラキニン系)を長期にわたって飲み続けた結果、起こります

注意しなければいけないことは、市販に売っている下剤、健康食品、ダイエット食品・飲料のなかにも、含まれていることにあります。 大腸メラノーシスそのものは病気ではありません。

医薬品では、ヨーデル、アローゼン、プルゼニド、センノサイド、大黄甘草湯、麻子仁丸などに多く含まれています。

治療法

 アントラキノン系下剤の使用をやめて1年ほどするとメラノーシスは改善してきます。そして腸管のたるみ(弛緩)も改善します。

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